CHAPTER 6 ダイアトニック コードの機能
機能別に分類する
課題のコード進行を使って、ダイアトニック コードの機能別分類の実例をみてみましょう。
ギター譜EX-11 代理機能分けによる配置
本編で使用するコードフォーム拡大画像
ハイポジションのギターコードフォームは→「ギタ掘り!」で登場するギターコード一覧
トニックの箇所にはそれに分類されるコードC、Em7、Am7を、サブドミナントの箇所にはそれに分類されるコードF、Dm7を、ドミナントの箇所にはそれに分類されるコードG7、Bm7♭5を配置できます。ただし、Bm7♭5は後述するトゥー ファイブで使用されることがほとんどで、ドミナント機能としての使用はあまりみられません。
似たもの同士に分類されたコードが色々と機能的なつながりを成し、メロディが乗ることで、ひとつの素晴らしい曲が出来上がります。人間社会も似たもの同士以外を敵視するのではなく、美しいハーモニーを奏でる音楽のようにつながりあいたいものです。