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CHAPTER 4 コードの構造−ルートと度数

メジャーとマイナーの違いは3度にある

これまで何気にメジャーとかマイナーとか言って表記してきましたが、この両者の違いは何をもって区別しているのでしょうか。
一般的にメジャーコードは明るい響き、マイナーコードは暗い響きといわれていますが、なぜそのようになるのでしょう。それは、構成音に原因があるのです。

コードの表記(コードネーム)を見てみると、例えば「C」はCメジャーコードを表しています。「Am」はAマイナーコードを表しています。ミュージシャンの世界では一見男性か女性の識別が困難なルックスをしていらっしゃる方をまま見受ける時がありますが、コードの世界では識別をきちんとできるようにしておかなければなりません。コードネームに小文字のmが付くか付かないかで、マイナーかまたはそれ以外のコードかの識別ができるようになっています。

では、実際にコードを弾く時は、メジャーorマイナーの違いをどのように弾き分けるのでしょうか。指板上でコードの構造を掘り下げていきましょう。

ギター譜EX-7 ダイアトニック コードの構成音に番号を付ける

ギター譜7-ダイアグラムに度数振り付け

ハイポジションのギターコードフォームは→「ギタ掘り!」で登場するギターコード一覧

開放弦を含む各ポジションに番号を記しています。@の音がルートといって上から順にC音、A音、D音、G音、B音、E音、F音です。読んで字のごとくコードの根幹をなす音です。

そして、ここがポイント!Bが重要な音です。この音がメジャーorマイナーの違いを決定します。なぜBという数字がこのポジションに付されているかというと、ルートから数えて3番目の音です、ということを示しているからです。(sus4コード等例外あり)

で、3番目の音には2種類あります。
CとAmを例にみてみましょう。

ギター譜EX-7c Cの3度は長3度=メジャーコードの3度は長3度

ギター譜7-長3度

ギター譜EX-7a Amの3度は短3度=マイナーコードの3度は短3度

ギター譜7-短3度

ルートと3番目の音の距離が長いか短いか、この違いがメジャーまたはマイナーの決定要素となります。
メジャーはルートからみて2音先に3番目の音が位置しています(長い距離)。また、マイナーはルートからみて1音半のところに3番目の音が位置しています(短い距離)。
ルートからの距離を〜度と度数で言うとなぜかデキるミュージシャンのようにみえるので、度数で呼びましょう。ルートから数えて、長3度の音がストレートで明るい、短3度の音がちょっともの悲しい暗いコードの響きにしているのです。コードネームのmがあれば短3度の、なければ長3度の存在を示しているのです。(sus4コードなど一部例外あり)
DmやGなどの3度の音も同様に各自確認してみてください。