CHAPTER 5 ダイアトニック スケール
コードとダイアトニック スケールの関係
今回は少しだけスケールの解説をしたいと思います。いわゆる音階のことです。スケールは多数存在するのですが、一般的に一番なじみのあるスケールは、やはり「ドレミファソラシド」でしょうね。ポピュラー音楽ではCメジャー・スケールの名称で呼ばれています。
当解説一連のページで関係しているスケールは、このCメジャー スケールです。
では、指板上で見ていきましょう。
まず、前述のダイアトニック コードを確認してください。
ギター譜EX-8 ダイアトニック コード(キーC)
本編で使用するコードフォーム拡大画像
ハイポジションのギターコードフォームは→「ギタ掘り!」で登場するギターコード一覧
コード群の各ポジションを全て重ね合わせてみると。
ギター譜EX-9 Cメジャー スケール
はい、Cメジャー スケールの出来上がりです。ちなみに、本編では音名をドレミファ・・ではなく、全てアルファベット読みでいきます。そちらのほうがコードを理解するのに便利です。
Cメジャー スケールは、「キーCのダイアトニック スケール」とも呼ばれます。
キーCのダイアトニック スケールとダイアトニック コードのポジションが一致するということは、当然両者が相関関係にあるわけで、キーを構成する要素となっているのです。